ジャズ理論は面倒くさい

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作曲ついて

ジャズはマーク・レヴィンという著者の『ジャズ・ピアノ・ブック』を基本書に据えて学んでいる。

ジャズの作法というのは、コード理論をわかっていれば、内容的にはそれほど難しくないけれど、その運用となると一筋縄ではいかない。

例えばG7altを演奏しようとする。

「オルタード・コードを演奏する際に使用するモードとは、メロディック・マイナー・スケール上の7番めのモードである」ということなので、G7altを演奏するにあたり、Gを第7音とするメロディック・マイナー・スケールを探さなければならない。

それは、A♭のメロディック・マイナー・スケール(A♭・B♭・C♭・D♭・E♭・F・G)であると特定し、これを第7音(G)から並び替える。

これでやっとG7altに対するモードは、G・A♭・B♭・C♭・D♭・E♭・Fだと判明する。

このようなプロセスをいちいち考えずに瞬時に判断できるようになるまで訓練しなきゃいけないなんて目眩がする。

ちなみに、本書によれば、『伝統的なクラシックのスケールの練習方法は、テクニックのためには良いかもしれませんが、インプロヴァイザーとしてのスキル向上には、それほど役立ちません』とのこと。

音階を常に第1音から始めるような練習は、アドリブの上達にはあまり役に立たないようである。

道のりは長い…

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