オーディオストックに挑戦

昨年末からオーディオストックに楽曲を登録し始めている。

自作曲を登録しておくと、誰かが購入してくれるかもしれないシステム。

店舗BGMやTicTok、Spotify、海外サービスにも登録者の作品が提供されるようになっており、DTMerにとって夢があると思う。

短い効果音から本格的なオーケストラ作品まで、多くの音楽家が様々な楽曲を登録していて、一視聴者として試し聴きしているだけでも面白い。

2021年1月5日現在、10曲登録済みだがまだひとつも売れていない。

全体で10万を超える作品数が登録されているので、自分の作品が多く人の目に触れるためには相当数の楽曲を登録しなければいけないと思う。

「音楽で稼ぐ」をテーマにしたブログで有名なコオロギさんがnoteの記事に書いていたと思うが、400曲登録して月額12万くらいの収益があるとか(うろ覚え)。

とにかく量産して登録すればするほど良いのだから、一曲にかける作業時間は出来るだけ短い方がいい。

そこで私は移動中でもどこでも音楽制作できるメリットを活かしてiPad で作曲してみることにした(GarageBand)。

さらに時間短縮のために、内蔵ループ音源のみで曲作りしている。

切り貼りするだけの作曲である。

短い作品なら一曲一時間くらいでできたりするから、私のように副業として仕事の合間を縫って音楽ビジネスやろうとしてる人間でも、頑張れば1日一曲つくることも可能かもしれない(それら作品はYouTube にも投稿している)。

年始に陰旋法を使って新春にふさわしい曲を作ろうとしたところ、和風のループ音源がないことに気付き、また、そろそろこの作曲法にも多少飽きてきていることもあって、本格的なDAWを使用しての曲作りに移行するかもしれない。

いずれにしても、iPadによるお手軽作曲は思った以上に楽しかったので、色んな人に試してほしいし、自分もちょっとした空き時間の作曲ツールとして今後も続けていこうと思う。

魂を込めて渾身の一曲をつくるのも良いが、60点くらいの曲を量産してオーディオストックのようなサービスに登録した方が、稼ぐのには良い気がする。

あるいは、オーディオストックは有料販売なのだが、無料で販売できるサイトに登録する(または自分のサイトで無料配信する)方が、より多くの人に手軽にダウンロードしてもらいやすくなり、名前が売れ、結果的に企業などから直接作曲の依頼がくる可能性が高いんじゃないか？と思わなくもない。

とはいえ、まだオーディオストックで一曲も売れていない身なので、色々と講釈垂れるのはそれなりに売れてからということにして、しばらく地道に作品を作って登録していきたいと思う次第。

今年はストックミュージックを頑張る。